2016年10月16日日曜日

中国の旅行サイトCTripを使ってみた話

#中国旅行 

みなさんホテルとか航空券の手配どうされてますか?


自分、前回までは元祖格安航空券のHISを使っていましたが、さすがに満州里とかチチハルへの移動や宿泊は手配できないので中国旅行者に「使える」と評判のCtripを使ってみました。

Ctripとは

http://jp.ctrip.com
上海で中国最大旅行サイトを運営している会社です。いろいろ胡散臭いと思われる中国企業ですがここまで大手なら逆に安心です。
 シートリップCtrip携程)は、中国を中心とした、航空券ホテル鉄道等の、旅行に関するオンライン予約を扱う、ウェブサイトおよびアプリ。また、Ctrip.com international Ltd.携程旅行网)は、中国・上海市に本拠地を置く、同サービスを運営するオンライン・トラベル・エージェンシーOnline Travel Agency, OTA)である。https://ja.wikipedia.org/wiki/シートリップ

とりあえず会員登録

日本語対応なのでふつうに楽天トラベルやHISと同じように会員登録しておきましょう。
クレジット番号、パスポート番号、名前その他必要な情報を登録します。
会員登録なしのゲスト購入もできるみたいです。


スマホ画面

プランを立ててみる

大げさに考えずとりあえず適当にホテル、航空券、列車を検索してみましょう。
JR時刻表見ながら妄想旅行するのと同じ楽しさがあります。
航空券は航空会社や日本の業者のサイトから買った方が安い場合あり。


航空券


これは他の航空券サイトと同じような仕組みです
日本の航空券サイトと違い中国国内路線が充実してます




列車

日本にいながら中国の列車切符を買える!
これがいちばんのアドバンテージです
購入後、現地で切符受け取りが必要になります
今回初列車ですが街中の代理販売所では予約データが出てこず受け取りできませんでした、次回もう一度試してみます。
出発駅到着駅と日付を指定

該当の列車が表示されます

1等2等を選びます
座席の指定は出来ません

ホテル

田舎のホテルまで満載ですが外国人不可の招待所も出てきますので注意
泊まれないホテルを予約してもCtrip から電話がかかってきてキャンセル返金してもらえました。
エリアと日付を指定
候補が出てきます


詳細情報で検討します

予約リスト

このように予約リストができますので画面を開いてホテルにチェックインできます。
あと履歴は過去の予約として残ります
鉄道の履歴が何故か消えてますが


使ってみて

タクシーでホテルや駅の場所を提示したり便利過ぎです、中国旅行計画されている方検討の価値ありですよ。


2016年10月9日日曜日

一人旅の北京で財布盗まれて公安に行った話

#中国旅行 #北京

2014秋の北京旅行で公安(警察)のお世話になりました。その時の文章↓

大事件発生!
旅行に行くといつも興奮して早起きしてしまう。午前5時頃抗日ドラマの再放送を見ながらカメラ機材のチェックをしていると日本円とカードの入った財布が見当たらないのに気づく。
どこを探しても見当たらない上、しょぼいチェーンロックが掛かっているものの部屋のドアが少し開いていることに気づく。もしくは昨日の地下鉄ラッシュでもみくちゃにされた時にスられたか?
ホテルのフロント嬢は英語ができず、仕方なく旅行会社の現地スタッフの電話での助けを借りて警察に行く。
ホテル近くの胡同に交番があり、スマホ遊びに夢中の警察同志に経緯を話し手続きをしてもらう。スマホ警察同志は指差し会話帳が気に入ったみたいだ、他の警察同志に説明するときも指差し会話帳を使いながら話してたw
通じない部分はスマホをスピーカーONにして旅行会社の現地スタッフに入ってもらう、非常感謝。
旅行ネタとして面白かったんで、これの詳細を思い出しながら書いてみます!

まず、前日の出発時点で台風の影響で飛行機が遅れて相当テンパッていました。場合によっては旅行中止の危機。
テンパったまま4時間遅れで出発、機内で多少落ち着きを取り戻しましたが旅行初日の興奮とテンパりで注意力は削がれていたと今になって思います
青島から機体が来たのは当日

バカでかい北京首都空港で入国に1時間以上かかったうえ空港内で機場線乗り換えに迷い、さらに切符の買い方が分からず窓口に並んでストレスMAXの状態で市内へ


2号線乗り換えの東直門でプリペイドカードを購入、そこで標識を見落とし反対方向へ行ってしまう。うんざりした気分で戻りホームへ降りていくがスゴい人民の群れ。ホーム係のオバハンはでかい声で怒鳴ってるし。東京の朝のラッシュよりひどいありさまだ
朝陽門で6号線に乗り換え、ここも交通の要衝なのですさまじい人民の群れに圧倒されながらホームを移動。
人が少ない南鑼鼓巷駅で降りてやっと落ち着いた気分になるも、交道口南大街交差点の人の多さにまたぐったりしつつホテルにチェックイン。廊下の絨毯が擦り切れてるところがあったり、浴室に黒カビが生えていたり、なかなかのB級ホテルぶりを醸し出している

※このとき利用したのはHISで手配したボータイホテル
Beijing Botai Hotel (ボータイホテル北京 北京博泰酒店)


部屋でちょっと休憩して2時間ぐらい南鑼鼓巷を歩き回る。←この時点まではいい気になって散歩してた
その後爆睡。



んで、冒頭のように明け方日本円とカード類が入った財布がなくなってるのに気づく
思いつくことは

  • 地下鉄でもみくちゃにされたときにスられた→カバンが体の後ろに回ってしまったことが何回かあった
  • ホテルの部屋のチェーンロックを外して侵入された。隙間だらけで針金一本で外せるし、古い何回かこじ開けた形跡がある
次にしたことはフロントに行き被害を申し出るも英語ができない小姐でしかもチェックアウトラッシュでなかなか対応してくれない。すぐに嫁に国際電話してカードを停止してもらう。
ダメ元でHISの北京事務所の携帯に連絡してみるが誰も出ない。何回かコールして午前6時半ごろ通じてHISの中国人スタッフにやっと通じて、どうすればいいか相談する。
ホテルの近くに交番があるらしいのでそこへ行けとの指令を受け胡同の方へ進む。交通警察の事務所はすぐ見つかったが交番がなかなか見つからない。3本ぐらい胡同に入ってようやく見つけるがこんな普通の四合院の入り口じゃわかんないよ。


スマホゲーに夢中な受付にいる公安の兄ちゃんに
 「同志您好,我是日本人旅游的」
 「我的钱包披偷了」←指さし会話帳使用
と話しかけたら指さし会話帳を奪われ
 「什么!你的钱包披偷了」←指さし会話帳使用

んで仲間を呼んで




 「他钱包披偷了」←指さし会話帳使用
奪った指さし会話帳を堪能しておった
聞き取りが無理なのでHIS北京に電話し間に入ってもらう。スマホスピーカーONで状況説明して報案証明ほ発行してもらえることになった。
四合院の中にあって表に小さな看板が出てるだけ
壁が精神病院の閉鎖病棟みたいな取り調べ室に連れていかれ調書を作ってもらいサイン、報案証明を受け取る。

暴れるやつがいるためか壁がクッション
作ってもらった報案証明
HIS北京のスタッフには交番での電話通訳とか大変お世話になりました。日本語もかなり上手で頼もしかった。

その後失意の朝食、財布を分けておいてよかった
念のため2日目の夜は部屋に侵入されないようにドアの前にテーブルを移動し、少しでも動きがあれば大きな音が出るようなトラップを作って就寝。

防犯対策

いかがでしたでしょうか?出かける前はタクシーのボッタクリぐらいは覚悟してましたがまさか盗難にあうとは思っていませんでした。

  • カバンは常に体の前に
  • ラッシュアワー、人の多い場所は200%警戒
  • 安ホテルのドアはよく観察しよう






2016年10月6日木曜日

【小ネタ】中国旅行の必需品2016版

#中国旅行
大陸出張3回、個人手配旅行3回の自分が先輩方を差し置いて講釈垂れるのも差し出がましいのですが、ほぼ自分のスタイルが確立しつつあるので小ネタとして投稿しておきます。


■トランク・バッグ類

  • 勤め人である以上2週間とかの休みは無理なので長くても旅行期間は1週間。なのでそれぐらいの荷物が入れはOK
  • 両手が空くバックパックもそれなりに便利だが重い荷物を背負いたくないのでトランク、旅行終盤でお土産とかの荷物が増えたら重いよ!
  • 身の回り品、貴重品を入れる手荷物用バッグは以前PCが入るビジネスバッグを使ってましたが今年はメッセンジャーバッグに。ただし自分のグレゴリーメッセンジャーは仕切がないので不便。バックパックは地下鉄や観光地のスリを考えると却下
どちらもアメリカンツーリスター、サイズ違い


■財布
  • 日本円と現地通貨、財布を分けます
  • 財布を分けたおかげでスリに遭った北京で命拾いした
  • 首下げパスポートケースに予備の現金。絶対無くしたら困るものは首下げパスポートケース

■カメラ・ビデオ
  • スマホカメラ
  • コンパクトカメラ、私は富士フィルムのX20 を使っています
  • 中華アクションカムSJ4000、チェストハーネス使用
もうそろそろ次期モデルを考えなくては

Goproのパクリだけどこれで十分

■腕時計
  • スマホをいちいち取り出すことなく時刻を見るのはやはり便利。
  • デュアルタイム機能がついてるカシオのランニング用を使ってます、軽いし。

■デジタルガジェット
  • 8インチタブレット、13インチノートPC→10インチタブレットときて8インチタブレットに落ち着きました。7インチだとやっぱり小さい気がします。
  • 海外ローミングOKのスマホ、ローミングであればLINE,TWITTER使えます
  • モバイルバッテリー
  • 予備のSDカード
  • 中華SIM、現地キャリアのSIMが使えれば1日\3000する海外パケホ不要
大容量モバイルバッテリーは必須



■身の回り品
  • ひげそり、シェラトンみたいな高級ホテルではアメニティで用意されているかもしれませんが、普通レベルのホテルでは置いてません。自分で持って行くか現地調達
  • シャンプーリンス歯磨きセット、これらもビジネスホテルレベルでも置いていないところがありました
  • お手洗い対策に芯抜きトイレットペーパーとウェットティッシュ。
■着替え、ファッション
  • 着替えは洗濯物を増やしたくないので最低限にとどめます
  • 洗濯対策として肌に触れるものは乾きの早い合繊スポーツウェア
  • シーズンに合ったレイヤードで温度調整。現地の気象は十分予習すること
  • お洒落したところでスリやボッタクリに遭うだけなので野暮ったいぐらいの恰好にする
  • スニーカーみたいな歩きやすい靴で。最初の出張を革靴で行ったら凸凹の歩道で足をやられました
  • 暖かい時期であればビーチサンダル持参、これはバイクツーリングで得たノウハウ
■コミュニケーションツール
  • 漢字の宗主国です。いざとなればなんとかなる筆談セット
  • お土産や話しのネタに日本の駄菓子
新幹線で同席した若者と筆談、汚い字が私
誘拐犯wみたいに駄菓子で子供を釣る