2014秋の北京旅行で公安(警察)のお世話になりました。その時の文章↓
大事件発生!旅行ネタとして面白かったんで、これの詳細を思い出しながら書いてみます!
旅行に行くといつも興奮して早起きしてしまう。午前5時頃抗日ドラマの再放送を見ながらカメラ機材のチェックをしていると日本円とカードの入った財布が見当たらないのに気づく。
どこを探しても見当たらない上、しょぼいチェーンロックが掛かっているものの部屋のドアが少し開いていることに気づく。もしくは昨日の地下鉄ラッシュでもみくちゃにされた時にスられたか?
ホテルのフロント嬢は英語ができず、仕方なく旅行会社の現地スタッフの電話での助けを借りて警察に行く。
ホテル近くの胡同に交番があり、スマホ遊びに夢中の警察同志に経緯を話し手続きをしてもらう。スマホ警察同志は指差し会話帳が気に入ったみたいだ、他の警察同志に説明するときも指差し会話帳を使いながら話してたw
通じない部分はスマホをスピーカーONにして旅行会社の現地スタッフに入ってもらう、非常感謝。
まず、前日の出発時点で台風の影響で飛行機が遅れて相当テンパッていました。場合によっては旅行中止の危機。
テンパったまま4時間遅れで出発、機内で多少落ち着きを取り戻しましたが旅行初日の興奮とテンパりで注意力は削がれていたと今になって思います
青島から機体が来たのは当日 |
バカでかい北京首都空港で入国に1時間以上かかったうえ空港内で機場線乗り換えに迷い、さらに切符の買い方が分からず窓口に並んでストレスMAXの状態で市内へ
2号線乗り換えの東直門でプリペイドカードを購入、そこで標識を見落とし反対方向へ行ってしまう。うんざりした気分で戻りホームへ降りていくがスゴい人民の群れ。ホーム係のオバハンはでかい声で怒鳴ってるし。東京の朝のラッシュよりひどいありさまだ
朝陽門で6号線に乗り換え、ここも交通の要衝なのですさまじい人民の群れに圧倒されながらホームを移動。
人が少ない南鑼鼓巷駅で降りてやっと落ち着いた気分になるも、交道口南大街交差点の人の多さにまたぐったりしつつホテルにチェックイン。廊下の絨毯が擦り切れてるところがあったり、浴室に黒カビが生えていたり、なかなかのB級ホテルぶりを醸し出している
※このとき利用したのはHISで手配したボータイホテル
Beijing Botai Hotel (ボータイホテル北京 北京博泰酒店)
部屋でちょっと休憩して2時間ぐらい南鑼鼓巷を歩き回る。←この時点まではいい気になって散歩してた
その後爆睡。
んで、冒頭のように明け方日本円とカード類が入った財布がなくなってるのに気づく
思いつくことは
- 地下鉄でもみくちゃにされたときにスられた→カバンが体の後ろに回ってしまったことが何回かあった
- ホテルの部屋のチェーンロックを外して侵入された。隙間だらけで針金一本で外せるし、古い何回かこじ開けた形跡がある
次にしたことはフロントに行き被害を申し出るも英語ができない小姐でしかもチェックアウトラッシュでなかなか対応してくれない。すぐに嫁に国際電話してカードを停止してもらう。
ダメ元でHISの北京事務所の携帯に連絡してみるが誰も出ない。何回かコールして午前6時半ごろ通じてHISの中国人スタッフにやっと通じて、どうすればいいか相談する。
ホテルの近くに交番があるらしいのでそこへ行けとの指令を受け胡同の方へ進む。交通警察の事務所はすぐ見つかったが交番がなかなか見つからない。3本ぐらい胡同に入ってようやく見つけるがこんな普通の四合院の入り口じゃわかんないよ。
スマホゲーに夢中な受付にいる公安の兄ちゃんに
「同志您好,我是日本人旅游的」
「我的钱包披偷了」←指さし会話帳使用
と話しかけたら指さし会話帳を奪われ
「什么!你的钱包披偷了」←指さし会話帳使用
んで仲間を呼んで
「他钱包披偷了」←指さし会話帳使用
奪った指さし会話帳を堪能しておった
聞き取りが無理なのでHIS北京に電話し間に入ってもらう。スマホスピーカーONで状況説明して報案証明ほ発行してもらえることになった。
四合院の中にあって表に小さな看板が出てるだけ |
暴れるやつがいるためか壁がクッション |
作ってもらった報案証明 |
その後失意の朝食、財布を分けておいてよかった |
防犯対策
いかがでしたでしょうか?出かける前はタクシーのボッタクリぐらいは覚悟してましたがまさか盗難にあうとは思っていませんでした。- カバンは常に体の前に
- ラッシュアワー、人の多い場所は200%警戒
- 安ホテルのドアはよく観察しよう
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